センスが合わない彼との出会い

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30歳を過ぎ、結婚も諦め仕事に没頭していたある日の事、
取引先の人たちと会食に行くこととなりました。
その取引先の中にいた、10歳年上のTさんとのエピソードです。

その日Tさんが選んだという会食先は、どこの駅を降りてもよくあるような、ほんとありきたりなチェーン店居酒屋。

 

店内も若者だらけでワイワイガヤガヤ。

「えっ・・・、仕事関係者といえども女性がいる会食であればもっとオシャレな雰囲気が良い場所選ぶでしょ、しかもいい年してこのお店のチョイスは何なの!センス無さすぎ! 」

 

これが私の本音でした。若干の苛立ちの中で会食スタート。

皆との会話を楽しみながら、何気なく近くにいたTさんに目を向けるとTさんが付けているアクセサリーが私の苦手な十字架のゴツゴツしたリングやネックレス。。。

 

「やっぱりセンスが全く合わない!何だコイツ!」
ますますTさんへの印象が下がっていました。

さらに致命的なのは、Tさんの声。
私の男性の声の好みはダンディな低い声なのに、Tさんの声は甲高く何だかダミ声と言ってもいいような…。

「あ~、Tさんとは二度と関わる事はない、てゆうか関わりたくないな!」
そのような事を考えながら、会食時間をしぶしぶ過ごしていました。

 

そして、取引先との会話が一周したところで、
ひょんな事からTさんと2人で会話をするきっかけが起きました。

時間も経ちお酒もまわっていた事から、Tさんの印象の悪さを直接口にせずにはいられなくなった私は、思わずTさんに

「お店のチョイスも、付けているアクセサリーも、声もめっちゃ嫌なんですけど!」

と、言い放ってしまいました。

 

 

一瞬場がシーン・・・となり、
「しまった…さすがに失礼な事を言ってしまった、謝らなくちゃ!」と
冷や汗をかく私。が、そのつかの間
「何だお前!おもしろいやつだなー!」と
Tさんが景気いいツッコミを入れてくれたのです。

 

その後、Tさんとの会話は弾み、仕事に対する熱意や両親の介護への向き合い方など、前向きな物事の考え方にとても心惹かれていました。最初の印象とは全く異なったのです。

 

連絡先を交換しその日は解散。

 

その1週間後、Tさんから連絡がありデートをする事に。

 

デートもやっぱりチェーン居酒屋(笑)

そして相変わらずのダミ声に十字架アクセサリー(笑)

苦手なところは目白押しだったのですが内面はとても魅力的で、結果Tさんとお付き合いをすることとなりました。

 

ちなみに、今でも仲良く過ごしていて
気づけば私も十字架リングをはめるようになりました(笑)

 

 

元々苦手意識があったものも、好きな人だと何でも許されるんだなぁ、としみじみ感じています。
 

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